お金と建築からお客さまの課題解決をする長沼アーキテクツでは、お客さまの暮らしの実現のために「お金デザイン」と「建築デザイン」ふたつの面からサポートいたします。
お客さまの老後やお子さまの教育費など将来の計画から考える「ファイナンシャルフェーズ」と、必要に応じて土地探しからお手伝いできる「不動産フェーズ」の大きくふたつの視点からお金のデザインを行い、お客さまの住まいを実現します。
より詳しい流れについて、次の図をもとに説明いたします。
お金デザインの進め方
STEP01ヒアリング
お客さまの課題や要望を、ヒアリングシートをつかってお聞きします。お聞きすることは、現在のライフスタイルや、これからやりたい事、建物のイメージなどです。またそれらを実現するための資金計画を立てるために、現在の収入や家計の状況を、お客さまと私たちで共有します。
STEP02ライフプラン・ファイナンシャルプラン
ヒアリングで伺った課題や要望をもとに、お客さまのライフプランと、それに沿ったファイナンシャルプランをつくります。お客さまそれぞれに異なる、将来に起こるライフイベントに基づいて、現在のファイナンシャルプラン(資金計画)を整理します。その中で、将来のライフプランと現在の収入から、自己資金はいくら用意できるかを考え、住宅ローンなど融資を受ける場合には借り入れ金額の目処を定め、それをもとに土地から購入し建物を建てる場合には、土地と建物の資金バランスを取ります。
STEP03土地探し
土地から購入するお客さまには、土地探しをサポートいたします。ファイナンシャルプランで定めた土地にかける予算をベースに、不動産会社もチームに参加していただいて、お金・建築・不動産の面から、土地を評価します。
STEP04ほぼ確定プラン
購入の候補となる土地(土地をすでにお持ちのお客さまはその土地)に、どのような建物を計画することができるか検討します。私たちはこのプロセスでつくる計画を「ほぼ確定プラン」と呼んでいます。ほぼ確定プランは、土地にかかる建築法規に適合させ、建物予算以内に計画建物の概算金額を調整した上で、お客さまから最初に頂いたヒアリングシートにある課題や要望を解決したものとなります。ほぼ確定プランは、建物の計画を定めるだけでなく、資金計画の方向性を定める最も大切なプロセスです。
建築デザインの進め方
STEP01設計監理契約
課題の解決方法を示すほぼ確定プランを気にいっていただいたお客さまは、私たちと設計監理契約を結んでいただきます。
STEP02設計
ほぼ確定プランでの計画の方向性を再確認する「基本設計」と、具体的な仕様を定める「実施設計」の2つのフェーズがあります。基本設計では、ほぼ確定プランを微調整し平面計画(間取り)を固めます。間取りが決まると、ほぼ確定プランで設定していた仕様(仕上げや設備など)を1つずつ確認していきます。すべて決定した上で設計図としてまとめます。また建物を建てるために建築確認申請を行います。
STEP03工事監理
すべての仕様をまとめた設計図をもとに、施工会社に工事見積を依頼します。ほぼ確定プランで用意した精度の高い概算見積から、間取りや仕様の変更による金額の増減となります。お客さまと施工会社で工事費の合意ができましたら、工事請負契約を結んでいただきます。工事に着手したら、私たちは現場にて工事の進捗を監理し、納まりの検討や計画の変更があった場合には対応いたします。工事が完了したら、確認検査機関による完了検査を受けます。
STEP04お引き渡し
完了検査を無事に合格し、またお客さまによる施主検査にも合格しましたら、建物のお引き渡しとなります。お引き渡し後も、不具合があった場合や、ライフプランの変更により建物の改修が必要になった場合など、将来にわたってサポートいたします。